2013年10月11日 「おとみ」の習慣…… |
「おとみ」とは、いただき物に対して気持ちだけする返礼の品のことをいいますが、ここ愛媛では昔から「おとみ」を大事にしてきました。
子供の頃、珍しい頂きものやたくさん作ったおかずを一皿お裾分けしてもらったその器に「おとみ」を入れて器をお返ししていました。
「おとみ」は、なんでん、あるもので良いのですが、な~んにも無い時(昔は)は、チリ紙やマッチ棒などを入れて返した記憶があります。
Jakoten、そんな習慣があるのは知っていましたが、西宮→福岡と長く住む間に、「おとみ」と言ものをすっかり忘れてしまって、「おとみ」の意識は無くなりました。
松山に住むようになって、周りのする「おとみ」に、ちと、戸惑いがあり、マイペースで暮らしておりましたところ
昨日、隣の小太りおじさんところから「おとみ」をいただきました。
瓶に栗の渋皮煮を入れて差し上げましたら、「美味しかったわい。よー、マメになんでも作るんじゃな―。瓶は……要るんじゃろー?」
「瓶は要らないよ」と、申しましたが……体の弱い奥さんに「瓶を捨てて」とも言えず「捨てて貰って良いんだけど、捨てるのも重いから私が捨てよーかねー」
「ちょっと待っててね」と、奥から持って来んしゃった瓶に「抹茶オレ」が3袋入っていました。

抹茶オレの「おとみ」です。
この3袋に意味があり、昔の人は人に物を差し上げる時は、偶数を嫌い必ず奇数の数をくださいます。
ところが、Jakoten、「2個ずつね」などと言って4個(偶数でしかも4(し)は死に通じる忌の数を)差し上げることがしょっちゅう……(>_<)で、ちと、反省しました。
2人暮らしだから2個ずつ4個差し上げるのが親切?と思っていましたが、4と言う忌の数を差し上げなくても3個の方が気持ちが良いかも知れません。

