2007年6月23日 美味です。惜しいです。…… |
Openが金土日と一日限定30食限りと言う鯛めし専門の店でメニューは一つ鯛めしセット1500円です。
ご主人が毎朝仕入れて来るその日あがった天然鯛で作る鯛めしで、お店は昭和の初期に建てられた落ち着いた古民家です。
その古民家のお座敷に座り、手入れの行き届いた庭を眺めながら、お膳で運ばれた小さな器の数々……遥か昔の郷愁を思い出させます。
鯛めしですか?美味しいです。薄口醤油で仕上げたものと想像しますが薄色の上品なお味で、養殖鯛を使っての鯛めしのようにギトギト脂ぎっていません。鯛めしの味がはっきりしているぶん、お吸い物も煮物の筍の味も薄味に仕上げてありました。
デザートにはお饅頭もついていました。
ところが残念な事にこの鯛やさん……あと半年でお店を閉める予定とか。週3日の営業で一日30食限定では、なかなか商売として成り立たないそうです。
この古民家……どうなるのでしょう?懐かしい広い空間のあるこんな古民家、壊してしまわないで、なんとか利用できないものかなぁと思います。
同じ三津浜地区にある伊予鉄道の駅「三津駅」1927年開業のこの駅も取り壊されることが決まっているそうです。
駅舎の正面入り口の上に見える優雅な曲線を取り入れた窓や木材のお洒落れなデザインは建設当時はかなりモダンな建物だったことでしょうし、今は駅舎も古く痛んではおりますが、レトロな雰囲気が漂う懐かしい佇まいです。