2016年10月23日 宇和島市の闘牛…… |
一度見てみたいものの一つで、10時開場で12時から試合開始ですので、少し早い目に会場に着き、着席して待ちました。
闘牛では「給金」とよばれるファイトマネーが支給されるそうですが、宇和島では、牛主に対する慰めの意味から、負けたほうの牛に多く払われるそうです。
闘牛用の牛はどんな訓練をしているか?と言うと、日々歩かせて足腰を鍛え、斜面を角で突くなどして首・肩の筋肉を鍛えているそう。もちろん、闘牛牛としての資質を持っていることも大事なことです。
大会前は、生卵・マムシ酒・焼酎・緑茶・ビール・特性ジュースなどを飲ませて興奮をあおることもあるそうです。
大きな体の牛ですが意外と動きが早く、激しくぶつかり合います。頭や角がぶつかり合う音が聞こえて迫力があります。
頑張った牛にも負けた牛にも会場からは拍手が送られ、古くは江戸の昔から「突き合い」として、闘牛を楽しんできた地域の歴史があり、闘牛を楽しみ、牛を大事にしているのがわかりました。
今日は地元の牛と徳之島から参加した牛6頭の合わせて20頭の取り組みがありました。
初めて見た闘牛は、後ろの席から「(頭を)さげぇ。さげえ」とか「そのままいけぇ」とか、応援の声が聞こえて来て、自分の体も押し合いをしているみたいに力が入り、面白かったです。